kamigamo2013's blog

WIN5中心、馬券は本命党で土曜の午前中に勝負レース。1点ワイド勝負を研究中。好きな予想家は治郎丸敬之。政治の先送りより馬券の先送り

君に綴る物語  12   独りごちる

 最近 よく 独り言を言う。

 台所で。

 トイレで もよおすのをまつ瞬間に、

 ふと 昔の苦い記憶がよみがえった時、

 場所は違えど、発する独り言は いつも 一緒だ。 声にならない奇声に似た濁音混じりの嘆き。 或いは 叫びににた 人物の名前、又は 謝罪 の言葉。

 

 なんなのであろうか。

 

 自分自身に対する嘆きなのか、それとも 歯が痛いことに関連した イライラ感がたまっていることに よるものなのか? 

 

 それとも おそらく ただのそういう人物なのか?

 

 いや 分かっている。 実はわかっています。

とても簡単なことで、 やはり自分が行ってきた過去にたいして、取り返しはつかないにしても なぜ あの時に あのような 軽率で未熟な行動をとってしまったのか? 今の自身はとてもあの頃の君自身が抱いていた理想の人間像と余りにもかけ離れてはいないか? 青臭い心でも、可能な限り誇り高くありたいと、時に神経症てきにまで感じすぎていた 君をみかけたのは いつごろの事だろうか? 30代前半の君は、なにもなくして ひとり 本当のひとりというものを、時として皆がそうであるように、家族或いは近い存在の人から、人は 最悪の教訓を身をもって教えられるのだと気づき、それでも 前だけをみつめ、前向きなメッセージを、全てを飲み込みながら、カラッカラでも出し続けたね。 人には 第六感のようなものが有り そのメッセージが相手にどれだけ伝わっていないと感じていながらも、精一杯の気持ちと 覚悟で、命 カラガラのメッセージをだしつずけていたよね。 結果 僕は傷つき倒れた。 それでも 僕は 立ち直る きっかけにすらそのことをもちいなかった。

 

 よく 「見返してやろうと思い頑張りました。」って いう話をきたけど、あの時の僕は それだけは しない。  そう 固く心に誓っていた。

 だから 少し時間はかかった. 立ち直る きっかけを上手くは見いだせなかっつた。むしろ 自然にまかせた。 

 人のことを、考えながら それをエネルギーにかえて 頑張るほど、僕は或いは強くはなかったのかもしれないし、まだ あるいは その時までは 僕の心の大部分を理想の人間像なるものが 占めていたのだと思う。