kamigamo2013's blog

WIN5中心、馬券は本命党で土曜の午前中に勝負レース。1点ワイド勝負を研究中。好きな予想家は治郎丸敬之。政治の先送りより馬券の先送り

君に綴る物語  8   阪神淡路大震災  被災者について思うこと。

 僕が阪神淡路大震災をとうして漠然と感じた事を書きます。被災地をその後歩いて感じたことは、震度6弱震度6強にはすごい違いがあるなーっと思った。「もちろん6弱の地域でも大変な経験をした方々もたくさんいるのです。」震度6強と思われる地域をまわると、言葉にならないため息のような、息をのむような気持ち。我が家も50cmほど傾き、あらゆるものが倒れ、飛んでき、天井も落ちてきたが、西宮の街々をはじめて訪れたときの光景と気持ちは忘れられない。 そして長田区に代表されるように、震災の伴い火災が起こったりしたような場合も、これは全然違うのではないかとおもう。被災者ではあるが、ほんとに色々で被災者と一括りには出来ないし、してはいけないし、又 我々二次災害を受けていない震災経験者からしても、二次災害を受けている方々の心情は察するにあまりあり、20年の時が経ったいまもどう伝えればよいのかかんがえます。 

 僕もしばらく知り合いの家で避難させていただき「数ヶ月」 その後天満の父の会社の新入社員の寮の空き部屋に住居が決まり、そこからはじめて西宮市のボランティアセンターに登録し、様々な方々にお会いし、改めて被災地をまわった。

 今 40代の自分をかえりみて、当時感じ、当時思った、大人になっているのかと問うてみる。真っ直ぐに 目を見つめ 曇りなく 熱い何かを語れるだろうか。 ややふし目がちに、遠い目をしてゴニャゴニャ言ってるそんな自分を感じることが最近ある。とても残念なことに。

 もう一度、いや何度でも 振り返り、自身に問い直し あの頃感じた未来の自分へ今からでも 少しづつでも近づく。そう固く誓う。生あるかぎり 前進したい。後悔を一つでもへらしたい。せっかく君と過ごせる幸運な時を生きているのだから。出来ることを一つ一つ丁寧にこころがけます。